オペ室看護師くらげです。
今回は自炊に必要なもの第3弾ということで、スキャナーについて語ります。
自炊をするにあたってスキャンという作業は必須ですが、それをするスキャナーはどれが良いのかわからない…。
そんな悩みを解決する記事です。
ということで、今回は自炊に必須のスキャナーの条件とオススメのスキャナーを紹介します。
【結論】オススメのスキャナー
オススメはEPSONのDS‐570Wというスキャナーです。
A3はスキャンできないのですが、世の中の殆どの資料はA4サイズに収まるので十分です。
A4用紙なら50枚、両面合わせてで100ページぐらいを一気に取り込みできます。これだけできて、お値段は当時3万くらい。
選んだ理由は2つ。
コンパクト、コスパ良し。これだけです。
スキャナーというと大型のものを想像しがちですが、カラーボックスに入れても、このくらいのサイズ感。
自炊で必要な条件は?
自炊を段ボール一箱以上してみて思った、自炊に必要な条件は下記のとおりです。
- 400dpiでスキャンできる(dpiは画像解像度の単位ですが、ここでは文字の解像度を意味すると思ってください)
- 拡大しても画像が潰れない ※小さい画像(3×3cmくらい)は400dpiでも潰れます。試した感じ500くらいあると良いかも…。
- スキャンのスピードがそこそこ出る
dpiとスピードはシーソーの関係になっているので、解像度を上げようと思うとスキャンするスピードが明らかに遅くなります。
自分が使っているスキャナーの場合は300だと、ウィーン、ウィーンとリズミカルにスキャンしてくれますが、
400にあげるとウィーーーーンくらいに遅くなります。
300だともうあっという間に終わるのですが、細かい画像があると潰れてしまって、後で見たときに何かよくわからないという現象が…。
なので、実際には400に設定してスキャンしている間に家事をする、みたいな時間間隔です。
Wi-Fiが利用できれば、尚良し。
いちいち、コードを使うとなると、①スキャナとパソコンの準備して、②コードをつなぐ、という2つの動作がかかります。
Wi-Fiの場合は最初の設定に時間がかかりますが、その後はしばらくスムーズに使えます。
引っ越しやルーターを変えた場合には設定を初めからしないといけないので、めんどくさいですが…。
スキャナーの設定に関しては他の記事でまとめたいと思います。乞うご期待。
自炊で有名なスキャナーは?
自炊界隈で有名なスキャナーは2種類あります。
- ScanSnap iX1400(RICOH)
- DS-571(EPSON)
簡単に分けるなら、ScanSnapのほうがインスタなどで広告されていることが多く、ブランド力がある気がします。
EPSONのほうが安い印象でしたが、改めて調べてみると同じくらいのスペックならScanSnapのほうが安かったです。
【参考:楽天市場→ポイント分を差し引いて】ScanSnap:36000円くらい、DS-571Wは41000円くらい
時期に合わせて安い方を買うのが良いと思います。
比較した感じ、自炊に必要な機能は十分揃っていると思うので、自分はEPSONを選びました。
時々通信エラーが出てイライラすることもありますが、全体的には便利です。
エラーが出ても、この2機種ならネットに情報があるので、対処しやすいかと思います。
※ちなみに有名な分、ScanSnapのほうが情報量は多い
自分の運用方法としては、使うときだけ取り出してスキャンするという形です。
「紙の資料はあまり取り込まない、今ある書籍だけ取り込めればいいや!」という人は、
Rentio(レンティオ)などのレンタルサービスで一度利用してみてから購入を検討するのもありかなと思います。
無料のスキャナーってどうなの?
最近はスマホで利用できる無料のスキャナーアプリもあります。
内容としてはスマホで写真を取り、文書の部分だけを読み取ってトリミングしてくれるというものです。
2-3枚のスキャンなら、スマホひとつでできるので時間もかからず実用的だと思います。
でも、10枚を超える資料は写真取るほうが時間がかかるので、専用のスキャナーを使用したほうが圧倒的に時間効率が良いです。
全て写真で撮るとデータ量も膨大になるので、書籍レベルのスキャンには向いてません。
中にはOCRまでしてくれるものもありますが、通信環境に左右されて遅かったり、精度も高くないです。
使い方次第ですが、”紙のままとっておくか迷う…”そんな場合に使用するのが良いと思います。
【番外編】古い機種ってどうなの?
自分は3年前に自炊を初めたので、EPSONのDS-570Wという一つ古い機種を使用してます。
現行モデルのDS-571Wと比べると、原稿の保護機能がついたくらいであまりスキャン性能自体には代わりありません。
当時は価格が3万円くらいだったので、改めて価格を調べてみました。
そしたら、びっくり!
楽天市場の中古品で2万7000円くらいになっていました…。
DS-571Wの値段も調べてみたけど、楽天市場でポイント分を引いても約4万…。
自炊のために導入するにはハードルが高すぎます。
ちなみに、このスキャナーは用紙をローラーで挟んで挟んで送る仕様になっているのですが、耐用回数以上使用すると交換が必要になります。
※スキャンの耐用回数は取扱説明書では20万回と記載あり。中古を買う際には確認必須!
ローラーキット自体はまだメーカー公式でも発売しており、楽天市場で約5000円…。※ポイント分を差し引いた場合
合わせると中古のほうが32000円くらいになるので、ギリギリ許容範囲な気がします。
使用感としてはWindows11でも問題なく使えているので、選択肢としてはなしではないかなと思う。
お持ちのパソコンがmacの場合は試していないので、推奨しません。
個人的には5年以上使用する場合、故障のリスクも上がると思うので新しい機種のDS-571Wを買うことをおすすめします。
【まとめ】スキャナーを選ぶなら…。
最後に、スキャナーの使用用途を目的別に分けてみます。
- 紙の資料2-3枚:スマホの無料OCRアプリ
- 継続的に10枚以上の資料を電子化したい:DS-571W(EPSON)かScanSnap(RICOH)
ちなみに、どちらのスキャナーもOCRソフトが付属しています。
自分は読取革命というソフトを使用していますが、EPSONの OCRソフトもレビューしようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
オペ室看護師ぐらげでした。