こんにちは!オペ室看護師のくらげです。
今回は「効率的な学習法」として、私が実際に行っている「自炊(じすい)」という方法をご紹介します!
「自炊」と言っても、料理ではなく、紙の本を電子データにすることです。この方法を使うことで、勉強の効率がぐんと上がります!
自炊って何?そのメリットとは?
まず、「自炊」という言葉ですが、ここでは料理ではなく「紙の本を自分で電子化する」という意味なんです。
具体的には、本をスキャンして、検索できるデジタルデータにすることを指します。
自炊のメリットはたくさんありますが、一番の魅力は、紙の本や資料をデジタル化していつでもどこでも検索・アクセスできるようになること!
大学の講義ノートや職場の資料なんかも取り込めば、山のような紙資料を持ち歩かなくて済むんです。
自炊の具体的な流れ
では、具体的にどうやって自炊をするのか、順を追って説明します。
- 裁断:本をスキャンできるようにページを切り離す
- スキャン:次に、裁断した本をスキャナーで取り込み
- OCR化:スキャンしたデータを、文字認識ソフト(OCRソフト)で処理
- クラウドに保存:最後に、OCR化したデータをクラウドに保存
まずは裁断!
本って普通は綴じてありますよね?
そのままだとスキャンできないので、裁断機を使ってページをバラバラにします。
初めは本をバラバラにするのはかなり抵抗があるのですが、本に書いてある情報を利用して何ぼ!
手作業でカッターを使ってもいいのですが、量が多いととにかく手がしんどい…
量が多い場合は「裁断サービス」を利用すると便利です!自分は「BookCutJapan」というサービスを利用しました。
次に、スキャン!
裁断したページをスキャナーで取り込みます。
スキャナーもいろいろ種類がありますが、エプソンの「DS-571」、富士通(FUJITSU) の 「ScanSnap」 が有名です。
他にも良いスキャナーはあるので、自分に合ったものを調べてみてください!
続いて、OCR化!
スキャンしたデータを、文字認識ソフト(OCRソフト)で処理します。
こうすることで、スキャンした画像から文字を読み取って検索きるようになります。
私は「読み取り革命」というソフトを使っていますが、サブスク型や買い切り型があるので、自分の使い方に合わせて選ぶと良いですよ!
最後に、クラウドへ保存
OCR化したデータをクラウドに保存します。
私の場合はwindowsのパソコンからアクセスしやすいGoogleドライブにアップしてます。
そこから、iPadを使用してGoodNotesというアプリにデータを取り込んで利用しています。
ちなみに、iphoneでも見られるのですが、操作感が違うので慣れが必要です。
編集作業には向かないので、編集はiPad、閲覧はiPhoneというように使い分けてます。
どこでもアクセスできるのが、最大の魅力です。
大学の資料や職場の資料も一つのデバイスで管理できるようになるんです!
自炊に必要な機材とサービス
「自炊」にはいくつか必要なものがありますが、ここでざっと紹介しておきますね。
- 裁断サービス:自分で裁断するのが大変な場合は、BookCutJapanのような裁断サービスを使うと楽です。
- スキャナー:スマホで撮影も可だけど、スキャンスナップなどのスキャナーで一気にスキャンするほうが圧倒的に効率的
- PC:パソコンは必須(Windows、MacどちらでもOK!)ただし、Windowsのほうがトータルで安く導入できる
- OCRソフト:サブスク型と買い切り型のものがあるけど、「読み取り革命」など買い切り型のもので十分
- デバイス:iPhoneかiPadがあるとかなり便利、編集も含めるとiPad miniよりもA4サイズくらいのものがいい
自炊をするときの注意点
気になるのが「自炊って違法じゃないの?」という点ですが、個人で勉強用に使う分には問題ありません。
ただし、裁断した本をメルカリなどで転売したり、スキャンしたデータを他の人に渡したりするのは
著作権に引っかかる可能性がありますので、注意が必要です。
いかがでしたか?
こうして自炊をすると、勉強が格段にしやすくなりますし、資料管理もスムーズになります!
ぜひ自分に合った方法でやってみてください。
今後は、各ステップやおすすめのツールについてもっと詳しく紹介していきますので、お楽しみに!
オペ室看護師のくらげでした。ありがとうございました!